ハイドロポンプが当たらない

資産3000万円、生活費月7万円の貧乏リタイアを目指すブログです。

ささやかな希望

ニンテンドーswitch2が手に入らない筆者

 

今日は久しぶりの休日です。

昼前に目覚め、掃除と洗濯と買い物をすませました。

そして町に繰り出し、カフェでコーヒー☕を飲みながらケーキを食べ、ネットニュースをチェックし、音楽を聴きました。

 

もうこれだけで、一日の充実度合は100点満点中80点くらいあります。

仕事に行かなければ、こんなにも穏やかな時間を過ごすことができるのかと改めて感じました。

 

 

ぜいたくな希望

筆者は別に毎日叙々苑で豪遊したいとか、東京都内のタワマンでパーティを主催したいといっているわけではありません。

筆者のような貧乏性には、週に一回、地方都市の幹線道路沿いにあるスシロー🍣かサイゼリヤ🍕で豪遊(?)できればそれで充分です。

 

ただ、朝気持ちよく目覚め、歩き、食べ、ときどき人とかかわり、日付が変わる前に眠る。

この生活を、体に痛いところがなく、暴力や逮捕の恐怖を感じることなく送ることができれば、それで満足です。

これはそんなにぜいたくな願いでしょうか?

 

人類の歴史を通じてみれば、明らかにぜいたくでしょう。

人類の歴史の99%、つまり産業革命まで、そしてその後もしばらくは、人間の大多数は働くか、飢えるかどちらかしか選べず、

しかも戦争とか疫病とか虐殺とかの絶望イベント😭が目白押しだったからです。

 

ぱらいぞ

しかし、「ここ数十年の日本」に限って言えば、これはそんなにぜいたくな願いではありません。

 

食べるものは、文字通り捨てるほどあります。

むしろ栄養失調になるひとよりも、筆者のように食べ過ぎで皮下脂肪を無駄に蓄えて若いころの服が着られなくなったり、

糖尿病で人工透析が必要になったり、視力や手足を失って苦しむ人が大勢います。

 

着るものも、文字通り捨てるほどあります。

今やスーツだろうがチノパンだろうがユニクロで数千円、古着屋にいけばほぼタダのような値段で手に入ります。

髪の毛は自分で切ってもいいし、1000円あればプロに切ってもらえます。

洗濯も昔のように手をあかぎれだらけにしなくても、ボタン一つでおしまいです。

 

住むところも、文字通り捨てるほどあります。

もちろん都会の駅前物件はだれも変えないほど高騰していますが、田舎の限界過疎タウンにいけば、住む人がいなくなって放置されている家がたくさんあります。

通勤の必要がなければ、わざわざ家賃の高い場所にすむ必要はありません。

 

 

コラム こども部屋おじさんは犯罪ですか?

日本のインターネット空間では成人しても実家に住み続ける中年男性を「パラサイト・シングル」とか「こども部屋おじさん」などとしてさげすむ風潮がありますが、筆者には何が悪いのか全く理解できません。

そもそも、ホモ・サピエンス🧔は何万年もの昔から血縁を中心とした数十人単位の部族で集まって生きる生物であり、

核家族化の進展はせいぜい最近の100年足らず、農業から工業への人口移動が始まって、田舎の村からでは職場に通えないから、仕方なく都会に出てきただけにすぎません。

筆者だって、もし実家がお金持ちで、職場の近くに家があればわざわざ独り暮らしなどしなかったでしょう※1。

そうすれば光熱費も浮いてお金も貯まるし、いざというときに助け合えるし、いいことずくめ※2です。

賃貸物件を借りる際に収入が必要とされる社会では、退職はホームレスへの片道切符となることがあります。

仕事がなければ家を借りられず、家がなければ就職できないならば、一度ホームレスになってしまえば詰んでしまう可能性があるからです。

その意味でも、住むところが確保できるというのはとてもいいことだと思います。

 

※1:諸説あり。筆者はかなりのぼっち気質なので、たとえ気の知れた家族であっても長時間一緒にいると一人になりたくなります。その意味では、仮に実家が東京23区内にあっても独り暮らしをしていたような気もします。

※2:もっとも実家で無職になると、両親の働け圧力をまともに受けるという問題があります。どんな人でも年をとれば頑固になり、人の意見を聞かなくなりますから、年をとった両親と喧嘩しなくてはいけなくなるかもしれません。

加えて介護の問題もありますから、離れて住んでいた方が気が楽という人も多いと思われます。

ただし、「独り暮らし」というライフスタイル自体が歴史的にはかなりのぜいたくだということは間違いないでしょう。

 

おわりに 楽園はいずこにありや

以上、現代日本は(物質的な面だけ見れば)人類史上まれな地上の楽園、パラダイスといって差し支えないでしょう。

もちろん物価高とか少子高齢化※3とか問題はあるわけですが、まず日常的な飢えと暴力におびえなくてもよいというのは、素晴らしいことです。

せめて平穏無事に、苦しまずに生きたいという願いをかなえられる場所と時代に生まれた幸運に感謝しつつ、ニンテンドーswitch※4を起動しました。

 

 

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※3:そういえば仕事が忙しくてすっかり忘れていましたが、婚活の話はどうなったのでしょうか?もう婚活に疲れたので、結婚はしないということでよろしいでしょうか?

※4:なおswitch2はまだ入手できていません。遅くともポケモンの新作が発売されるまでには手に入れたいところです。