
退職ゲージ★★★★★★★★☆☆80%
※100%になったら退職
今日も会社でつらいことがありました。
しかもまた重い仕事が発生し、締め切りが刻一刻と迫っています。
つらい仕事、迫る締め切り、顧客のプレッシャーが筆者の心と体をむしばんでいます。
最近ストレスから過食がやめられず、どんどん体重が増加しています。
服はきつくなるし、お金は無駄だし、ひざは痛くなるし、なにもいいことはありません。
おなかがすいたからものを食べているのではなく、心の飢えを満たすように食べています。
無職のときはあんなにほっそりして健康だったのに、再就職してからというものあらゆる部分で健康が悪化しています。
そういえばもう長いこと歯医者に行っていません。
最近歯の間にものが挟まるような気がします。
こうやって少しずつ、着実に死に近づいていくのでしょう。
労働のための労働
健康で楽しい毎日を送るための手段である労働によって健康を失い、毎日苦痛を受けています。
もはや何のために働いているのかよくわかりません。
いまや筆者を突き動かしているのは長年の惰性、そして普通の生き方から離れることに対する未練のような感情です。
最近毎日のように退職後の失業保険の金額と退職後の住民税、健康保険料について計算しています。
先週の休みはセミリタイア後、寿命までの資金額シミュレーションをエクセルで作ることに夢中になっていました。
しかし、どうしても退職という一歩を踏み出す決心ができず、電池の切れかけたロボットのように毎日死んだ目をして出勤しています。
筆者は本当にセミリタイアする気があるのでしょうか?
もしかするとセミリタイアなど最初からする気はなかったのでしょうか?
もし若い日の筆者が今の自分を見たら、「はやくセミリタイアしろよ」と思うでしょう。
退職おじさん「退職する😡」(退職するとは言っていない)
しかし、身の回りを見渡すと、それなりのおじさん/おばさんが「仕事をやめたい」あるいは「辞めようと思っている」と言っているのがわかります。
そして、たいていこういった方が仕事を辞めることはなく、なんだかんだ言いながら定年まで勤めあげる、というのがよくあるパターンです。
会社で「仕事を辞めたい」という意思表示をすることにはリスクが伴います。
上司からの覚えは悪くなり、同僚の噂話のたねになるでしょう。
それでも「仕事を辞めたい」というのは、一つには「仕事をやめたいくらいしんどいことがある」というのを訴えて、状況を改善しようとする動機があるでしょう。
退職をちらつかせることで会社との交渉を有利に進める作戦です。
慰めとしての「退職したい」
もうひとつは、慰めとして「退職したい」というセリフが出てくる場合です。
実際には退職する気もないし、退職できないことはわかっているけれど、やるせない気持ちを吐き出すことで少し気が楽になります。
この種のセリフは「離婚したい」「海外移住したい」というのと同じで、実行は困難だというのはわかっているけれども、せめてもの願い、つまり愚痴なのです。
したがって、この場合「退職したい」と言われた人にとって求められているのは「じゃあやめれば?😀」と正論パンチをくりだすことではなく、「うんうんそうだね、そんなに一生懸命仕事を頑張って偉いね🥹」という共感をしめすことになります。
唐突ですがここで一句
夏風や 仕事の負荷に 耐えかねて
見上げた空を 馳せる綺羅星
(詠み人知らず・季語なし)
この句は、オレンジはいろ(1991?~)が仕事帰りに夏の夜空をふと見上げた際、空に輝く星々を見て感動を覚えるとともに、地上でひたすら労働に人生をささげ、老い、そして死んでいく自らの境遇と、天高く悠久の時に存在する星を対比したときに思わず漏らした感情を表現している。
おわりに 明日行ったら休み😀😀😚
いつも思うのですが、このブログは果たして「セミリタイアブログ」なのでしょうか?
本当はさっさとリタイアして、寂しくとも穏やかな貧乏セミリタイア生活を皆様にお届けするつもりでした。
しかしいつまでたっても筆者がリタイアしないため、ひたすら労働に対する苦しみを書き連ねるブログになっているような気がします。
とりあえず、今週末は台風🌀が日本列島を襲うということで、今住んでいるぼろマンションが倒壊しないか心配になってきました。
万一のために食料を買いおきしておこうと思います。読者の皆様もご安全に!
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