
株が上がった時だけ口座を確認する筆者
こんにちは、オレンジはいろです。
約一ヶ月ぶりのブログ更新です。
この一ヶ月なにをしていたのか記憶がありません。
はっきりしているのは、出勤→退勤→就寝→起床→出勤の社畜サイクルを休日出勤込みで繰り返した結果、一瞬で1ヶ月が経過したということです。
もはやベッドの上にいる時間以外の全ての時間と体力を労働と労働の準備に費やしています。
寝ている時間も労働のための体力回復に充てているとすると、人生の全てを労働に捧げていることになります。
ここまで来ると労働は手段ではなく、それ自体がなにか神聖な行為😇に思えてきます。
中世ヨーロッパの、一部の敬虔なプロテスタントは神に選ばれた使命、すなわち天職(ベルーフ)を果たした証として世俗の富を肯定したそうです。
労働神ハタラーク(※)👹👼もさぞかし私の信仰の厚さに感動してくださるでしょう。
最後の審判の日には、ぜひそれまでの労働という信仰告白に免じて天国へ行かせてほしいものです。
しかしもしかすると労働神など存在せず、筆者はただ無意味な苦行を続けているだけなのかもしれません。
現世でも幸せな生活ができるよう、2024年の資産をまとめることにします。
※ハタラーク・・・古来より日本に伝わる、労働を司る神。筆者の知る限り初出はセミリタイアブロガーのくろやぎさん
2024年末の資産💴
◯現金
0円
サイフの中身が空っぽですが、今いるカフェから無事出られるのでしょうか…
◯預金
39万
11万
5万
390万
◯債権
42万
◯安全資産小計
487万
◯株
1953万
◯合計
2440万
もう十分なのか?
特に何もしていないのに前回の集計時(9月)から400万円くらい増えていますが、株高のおかげでしょう。
ありがたいことです。これもセミリタイア神🧔の「早くセミリタイアするように」というお導きかもしれません。
実際、インデックス投資家にとって投資とは一度入金したらあとは株価上昇を祈ることくらいしかできないという点で宗教に似ています。
過去の記事では、一ヶ月の基礎生活費を6万円として、年間生活費72万円の25倍が1800万、株価が下がったときの生活費5年分で360万円、しめて2160万円あればセミリタイアできるとしていました。
しかしそれでは不安なので、前回の記事ではさらに過去30年の米国株の値動きから株価が最大40パーセント以上下がることに備えて約2600万円必要としていました。
筆者が最後に退職したときの資産は約1500万円で、これでは流石に少なすぎたのでFIRE卒業して再就職しました。
なんとなくですが、2400万円あればもうセミリタイアできるような気がします。
命題:資産いくらでセミリタイアできる?
「いくらあればセミリタイアできるのか」というのはFIRE・セミリタイア業界では定番のネタで、「持家・賃貸論争」と同じく決着は付きそうにありません。
その人が独身か否か、実家ぐらしか否か、生活費は人によって大きく違うため結論も極めて個人的なものにならざるを得ません。
個人的には独身男性がセミリタイアする最低ラインは2000〜3000万円のあたりにあるのかな、とも感じます。
セミリタイア教の宣教師である人生よよよ師も30歳、約3000万円で退職されています。
ただしここ最近の株高、円安による物価上昇を考慮する必要があります。
セミリタイア教の神学論争
世の中は広く、インターネット上には1000万円やそれ未満の資産でもセミリタイアした方をちらほら見かけます。
一方、著書を出版された絶対仕事辞めるマンさんのように一億円以上の資産を築いてなお過酷な労働を継続される方もいます。
論理的には、健康で扶養家族を持たず、厚生年金の受給権がある中年男性が資産1億円あってもリタイアできないのであれば、ほとんどの日本人高齢者はリタイアできないことになります。
しかし、いくらあれば会社を辞められるかというのは算数の問題というより生き方の問題になってきます。
人の数だけ答えがある問題であり、他人の人生に関わる決断に軽々しく口を出すことはできません。
セミリタイアとは何なのか
「セミリタイア」の定義もはっきりしません。
セミリタイアを「資産収入で生活費の一部を補うことで、労働の強度を減らすライフスタイル」とするならば、
極端に言えば100万円でフルタイムの仕事を辞めてアルバイトで生活することもセミリタイアになります。
セミリタイアブロガーの御厨さんは30歳、資産1000万円でリタイアされ、現在もつつがなく無職を続けておられます。
筆者は資産1000万円、あるいは100万円でフルタイムの仕事を辞めることが「セミリタイア」にあたるかという神学論争に加わりたいとは思いません。
それはまるで「ヨブ記」のラスト、神が降臨するシーンをどう解釈するかと同様、結論の出ない問いです。
ポケモンで例えるなら、「ハイドロポンプ」の略称が「ドロポン」と「ハイポン」のいずれであるか論争するようなものです(ちなみに筆者は「ドロポン」派です)
唯一意味がある問いは、「私にとって」いくらあればセミリタイアできるのかということです。
おわりに はたらきたくないでござる🤤🫥😶🌫️
それにしても会社に行きたくありません。
最近手足が自分の意志とは無関係にぴくぴくけいれんすることが増えました。
お腹周りに贅肉がつき、30代にして髪に白いものが混じり始めてきました。
もはやお金を払うから休ませて欲しいレベルです。
明らかに働きすぎだと思います。
結局、筆者にとってセミリタイアするかどうかは資産額というより仕事の苦痛度合いによって決まるのかもしれません。
筆者が適応障害の診断書を求めてメンタルクリニックに駆け込むかどうか、それとも1年後もまだ「やっぱり3000万円ないと不安だ」と言っているかどうか、すべては今年の仕事を納期に間に合わせることができるかどうかにかかっています。
(←押していただけると更新のモチベーションになります)
にほんブログ村 