
ぼーっとスマホを眺める筆者
今日は朝いつもより遅く起きてご飯を食べ、その後カフェへ出かけて休日を満喫しました。
フルタイムで働いていると、この何でもないような日常がかけがえのないものに感じられます。
無職時代は毎日だらだらするのに忙しくて、暇など感じたことはありませんでした。
散歩と家事、読書とインターネットで一生暇をつぶせると思っていました。
しかし最近、意外と暇であることに気づきました。
急に暇になった要因を探していきます。
暇の原因①SNSをやめた
最近twitterやインスタグラム、FacebookといったSNSから引退しました。
筆者は子どものころから親に内緒で匿名掲示板を閲覧していたインターネット原住民でした。
春といえばあけぼの、ぬるぽといえばガッという環境で育ちました。
内気で人付き合いの苦手な筆者には、インターネットの匿名性、テキスト主体のコミュニケーションが居心地が良かったのです。
しかし10代、20代のころは居心地の良かったインターネット空間に疲れを感じるようになってきました。
これは一つには筆者が年をとり、ネットの雰囲気について行けなくなってきたというのがあるでしょう。
いつの時代も、流行とは若者のものです。
加齢による体力や視力の衰えにより、新しいコンテンツを摂取するのがしんどくなってきました。
今どきやる夫のアスキーアートを保存しているのは相当なインターネット高齢者といって良いでしょう。
もう一つは、評判をおカネにかえる、いわゆるアテンションエコノミーの浸透です。
かつてのインターネットは良くも悪くもチラシの裏というか、日陰者のたまり場的なところがありました。
しかし近年ではインターネットが現実世界の延長になり、あちこちに集金💴の導線が引かれるようになりました。
特に筆者のねぐらだったtwitter🐦が広告と極論まみれになり、住めなくなってしまったのは痛かったです。
暇な理由②投資ですることがなくなった
セミリタイアを志してから、頭の片隅には常に投資のことがありました。
一刻も早く仕事を辞めたくて、無理な投資を行い、爆損したこともありました。
インデックス投資を始めてから5年以上が経ちました。
インデックス投資の長所は暇であることです。
インデックス投資の理論的な根拠である現代ポートフォリオ理論が登場したのは1950年代で、1980年代にはほぼ完成しています。
現代ポートフォリオ理論の提唱者であるハリー・マルコヴィッツさんはノーベル賞を受賞しています。
この理論によれば、最も効率的な投資の方法とは「市場に連動するインデックスファンドを買って、ひたすら持ち続ける」ことになります。
そして、個人のリスク選好度に合わせて現金と株の割合を調整します。
これ以外のこと、例えばポートフォリオの一部を個別株に変えるなどの事をすると、数学的には確実にリスクに対するリターンを引き下げることになります。
筆者も仮想通貨で爆損するなどのひどい失敗を経て、株式はすべてインデックスファンドで運用しています。
そうすると、あとは株価の短期的な上下は気にせず、数ヶ月か1年に1回程度資産を確認して、現金と株の比率を調整すればいいことになります。
株式投資とはすなわち祈りである🙏
現代ポートフォリオ理論には批判もあります。
よく言われるのが前提となっている市場の効率性に関するものです。
ノーベル経済学賞に喧嘩を売るつもりはありませんが、おそらく市場は完全に効率的ではないでしょう。
現代でもウォーレン・バフェット氏など一部には市場平均を上回る成績を上げる投資家がいます。
しかし、少なくとも筆者には市場平均に勝てる投資のセンスがないことだけは確かです。
市場平均に勝つためには、
・一日中ブルームバーグ端末とにらめっこしている有名投資家🕵️
・兆単位の運用資産を持つ機関投資家🤓
・意味のわからない投資理論を繰り出してくるヤフー株掲示板の住人🤪
と戦わなければなりません。
そんなことはとても不可能です。
もはやできることは、株価が暴落しないよう祈るくらいしかないのです。
おわりに 久しぶりにポケモンでもするか
SNSと株をやめて空いた時間で久しぶりにポケモンをしたら、カイリューとかいう異常なポケモンが大量発生していてボコボコにされました。
もはや筆者の時代は終わったということかもしれません。
なにか新しい趣味を見つけたほうがいいのでしょうか。
「そろそろ結婚したら」という周囲の声を無視し、とりあえずポケモンの追加コンテンツを購入しました。
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